RUST

【RUST】初心者向け講座!農業をやる人は必見!!電気回路について解説

はじめに

皆さま、こんにちは!HUKUROU(ふくろう)です。

今回は、初心者の方向けに「RUST」の農業応用編として、電気回路の配線の仕方をお伝えしていきます。

本格的に農業をやろうと思っても、どのアイテムを用意すれば良いのか?電気回路はどのように組めば良いのか分からない、と思っている方が多いのではないでしょうか。

電気回路とか聞くと「難しそう…」と感じる方もいらっしゃるでしょうが、覚えてしまえばどんどん出来るようになりますよ♪

目次

農業ができる場所を見つける

まず、農業に欠かせないのが「水」です。

先日の記事にも記載しましたが、作物が育つ条件の一つに「水」が必要不可欠です。

なので、大半のプレイヤーは川があるところか浅瀬で農業用拠点を立てることが多いです。

そして、「水ポンプ」というアイテムを使うと自動的に水を汲んでくれるので、とても便利ですよ。

むしろ、農業の必須アイテムとも言えます。

水ポンプ

水ポンプはある程度の深さのある水源でないと設置できません。

だいだいプレイヤーの膝丈ぐらいの深さがあれば、画像のように設置出来ます。

ちなみに、川に設置すると「淡水」を直接吸い上げてくれるので、通電させた後そのままスプリンクラーに繋げて水をまくことも出来ます。(今回は、海水で農業する場合についてご紹介させていただきます。)

農業用拠点を作る場合1マスか2マスほど間をあけて、拠点内に「水ポンプ」を設置できるようにしておくと良いでしょう。

外に設置しても良いですが、他のプレイヤーに壊される場合があるので拠点内に設置した方が安心ですね。

画像のように配置すると、1マスで最大4台「水ポンプ」を設置することが出来ます。

大きなソーラーパネルで発電をする場合

アイテムを用意する

農業できる場所を確保し拠点ができたら、次は電気系アイテムを用意しましょう。

この項目では、低コストで簡単に出来る「大きなソーラーパネル」と「分配器」を使用した電気回路をご紹介します。

ワイヤーツール中型充電式バッテリー大きなソーラーパネルシーリングライトウォータークリーナー(電気水浄器)
ホースツール液体スイッチ&ポンプルートコンバイナー(混合器)分配器スプリンクラー

電気系アイテムを設置する

ではまず、屋上に「大きなソーラーパネル」を設置しましょう。

1つにつき最大20w発電してくれるので、3つくらいあると電力が比較的安定します。

もちろん太陽に当たらなければ発電できないので、影が出来ぬよう周りに建築物や設置物を置かないように注意しましょう。

そうしたら、今度は「中型充電式バッテリー」を通行の邪魔にならないよう壁際に設置しましょう。

このアイテムで発電した電気を溜めておくことが出来ます。

次に「ルートコンバイナー(混合器)」を壁に3つ設置しましょう。

「ルートコンバイナー(混合器)」は複数の電力を1つにまとめて電気を出力するアイテムです。

最後に「分配器」を3つ壁に設置しましょう。

「分配器」は、電力の出力を3つに分割できる装置です。複数電力を必要とするアイテムがある時に便利です。

電力をまとめる

複数の電力を一つにまとめて、バッテリーへ送る作業を行います。

「ワイヤーツール」を手に持った状態で、「大きなソーラーパネル」の正面右側手前の方へ視点を合わせてください。

そうすると画像のように【Electric Output : 電気出力】と表示されます。

そのまま、左クリックすると「ワイヤーツール」を差し込んだ状態になります。

ちなみに「ワイヤーツール」から他のアイテムに持ち替えたりするとこの作業が中断されてしまうので、必ず「ワイヤーツール」を持ったままにして下さい。

では今度は、「大きなソーラーパネル」から「ルートコンバイナー(混合器)」へ繋げていきましょう。

「ルートコンバイナー(混合器)」の下側の方に視点を合わせると【Root Power : 電源入力】と出るので、左右どちらからでも構いませんので左クリックで「ワイヤーツール」を差し込んでください。

残りの「大きなソーラーパネル」2つも同じように「ルートコンバイナー(混合器)」の下側へ繋げてください。

3つ目の「ルートコンバイナー(混合器)」は最後に使うので、この時点では何も繋げないでください。

そうしたら今度は、3つ目の「ルートコンバイナー(混合器)」へ電力を1つにまとめる作業を行います。

「ルートコンバイナー(混合器)」の上の方を「ワイヤーツール」を持って視点を合わせると、【Combined Power Out :複合電源出力】と表示されますのでそこを差し込んでください。

1つ目と2つ目の「ルートコンバイナー(混合器)」から、3つ目の「ルートコンバイナー(混合器)」の下側左右両方へ繋げていきましょう。

次に、3つ目の「ルートコンバイナー(混合器)」から「中型充電式バッテリー」へ繋げていきましょう。

3つ目の「ルートコンバイナー(混合器)」の上側を差し込み、「中型充電式バッテリー」の左側へ視点を合わせてください。

すると【Power In : 電源入力】と表示されるので、そこを差し込んでください。

これで、電力を1つにまとめてバッテリーへ充電が出来るようになりました。

各アイテムへ通電させていく

では今度は、電力を必要とするアイテムへ通電させる作業を行います。

まず、「中型充電式バッテリー」の右側を「ワイヤーツール」を持って視点を合わせてください。

すると、【Power Out : 電源出力】と出るのでそこを差し込んでください。

次に、1つ目の分配器の上側へ視点を合わせてください。【Power In】と表示されたらそこを左クリックで差し込んでください。

続いて、1つ目の「分配器」から2つ目の「分配器」へ繋げていきましょう。

「分配器」の下側に3つほど出力できるところがありまずが、どれでも良いです。

そこに視点を合わせて【Power Out】が表示されたら、「ワイヤーツール」で差し込んでください。

次に2つ目の「分配器」の上側へ視点を合わせてください。

【Power In】と表示されたら、そこに繋げていきましょう。

3つ目も先ほどと同じようにすれば大丈夫です。

では今度は、「分配器」から「水ポンプ」へ繋げていき通電させていきましょう。

「分配器」の下側に視点を合わせて、【Power Out】と表示されたらそこを差し込んでください。

続いて、「水ポンプ」のところまで移動して視点を合わせてください。

【Power In】と表示されたら、そこを繋げていきましょう。

そうすると「水ポンプ」が稼働し、水を吸い上げくれます。

試しに「水ポンプ」の中身を確認してみましょう。

水量が増え続けていたら、しっかりと稼働している証になります。

次に、「ウォータークリーナー(電気水浄器)」を稼働させましょう。

「分配器」から「ワイヤーツール」で繋げて「ウォータークリーナー(電気水浄器)」のある位置まで移動し、画像の位置に視点を合わせていきましょう。

【Power In】と表示されたら、そこを差し込んでください。

そうすると機械音が鳴り、稼働します。

(川や湖から直接「水ポンプ」で淡水を吸い上げている場合、「ウォータークリーナー(電気水浄器)」は不要です。)

次に、「シーリングライト」を灯しましょう。

ちなみに、「シーリングライト」の光は縦2マス分となりますので、「プランター(畑)」の間にうまく天井へ設置してください。

では、「分配器」から「シーリングライト」へ画像のように繋げていきましょう。

そうすると「シーリングライト」が白く光ります。

「シーリングライト」を複数台稼働させたい場合、「シーリングライト」同士を「ワイヤーツール」で繋げることで出来ます。

1台目の「シーリングライト」に視点を合わせてみて下さい。

【Power In】の他に【Passthrough : 通過点】と表示されます。

そこを差し込んで、他の「シーリングライト」へ「ワイヤーツール」で【Power In】へ繋げることで複数台稼働させることができます。

これで概ね電気配線は完了です。

しかし、もし農業拠点が2階以上ある場合「液体スイッチ&ポンプ」も通電させましょう。

実はこの「RUST」というゲームは水にも重力がかかっているので、この「液体スイッチ&ポンプ」がないと上手く配水できない場合があります。

例えば、1階から2階へ配水したい時や、天井に張り付けた「スプリンクラー」へ配水したい時などは、必ずこの「液体スイッチ&ポンプ」を設置・配線する必要があります。

ではまず、「分配器」に「ワイヤーツール」を差し込んだら、「液体スイッチ&ポンプ」の上側へ視点を合わせてください。

【Pump Power : ポンプ動力】と表示されたら、そこへ繋げていきましょう。

これでスイッチ入れて緑色のランプが点いたら、ちゃんと稼働しています。

配水システムを作る

ここまでアイテムへ通電させることが出来たと思います。

しかし、これだけでは肝心の水は通っていませんよね?

今度は「ホースツール」を使って、水の通り道を作る必要があります。

その前に、「スプリンクラー」を天井か低い壁の上に設置しましょう。

「スプリンクラー」は周囲4マス分に水をまいてくれますので、うまく配置を考えながら設置しましょう。

「スプリンクラー」を画像のように2台ずつ置いておくと、「プランター」に十分な量の水がまかれるのでオススメです。

ちなみに「スプリンクラー」は電力を必要としないので、水が通れば勝手に稼働してくれます。

それでは、「ホースツール」で水の配線をしていきましょう。

「ホースツール」を手に持った状態で、「水ポンプ」へ視点を合わせてください。

そうすると【Water Output :水分供給 】と表示されるので、そこを左クリックで差し込んでください。

続いて、「ホースツール」を手に持ったまま「ウォータークリーナー(電気水浄器)」のところまで移動して、黒いタンクのような部分の上側に視点を合わせてください。

すると、【Water In : 給水】と表示されるので、そのまま繋げていきましょう。

そうすると、「水ポンプ」で吸い上げた海水が「ウォータークリーナー(電気水浄器)」へ移されて淡水に変わります。

もし、複数の「水ポンプ」から「ウォータークリーナー(電気水浄器)」へ水を供給したい場合は、「流体コンバイナー」を壁や床に設置して使用しましょう。

このアイテムは、3つの水分入力を1つの出力にまとめてくれます。

流体コンバイナー

使用する時は、上側3つのいずれかに「水ポンプ」など水を供給するアイテムから「ホースツール」で繋げていきましょう。

そうしたら、下側から「ウォータークリーナー(電気水浄器)」など水を供給したいアイテムへ繋げることで、より多くの量の水分を自動で運ぶことが出来ます。

では次に、「ウォータークリーナー(電気水浄器)」の青いタンクの下側に「ホースツール」を持った状態で視点を合わせてください。

【Water Output】と表示されたら、差し込んでください。

続いて「スプリンクラー」へ水を供給していきます。

もし、「スプリンクラー」を天井に設置していたり、2階以上に設置している場合、先に「ホースツール」で「液体スイッチ&ポンプ」へ繋げてから「スプリンクラー」へ水を供給しましょう。

先ほどでも述べましたが、重力に沿って水が流れるので「液体スイッチ&ポンプ」がないと上の方に配水が出来ないからです。

画像のように視点を合わせたときに『接ぞくにはポンプが必要だ!』と出てくることがありますが、気にしなくて大丈夫です。

この時、「液体スイッチ&ポンプ」のスイッチをオンにしておくことをお忘れなく。

それでは「スプリンクラー」ところまで移動し、視点を合わせてください。

【Water In】と表示されたら、繋げていきましょう。

そうすると「スプリンクラー」が水をまいてくれます。

他の「スプリンクラー」に水を供給したい時は、「ホースツール」を持った状態ですでに水が供給されている「スプリンクラー」に視点を合わせてください。

すると、【Passthrough 】と表示されるので、そこから別の「スプリンクラー」へ繋げていきましょう。

そうすれば、複数の「スプリンクラー」を稼働させることができます。

これでやっと拠点内で作物を半自動で育てられる環境が出来上がりました。

後は「プランター」に種を植えて、作物を大事に育てていきましょう!

分配器のデメリット

ここまでで「分配器」を使った電気回路をご紹介してきましたが、実はこのアイテムにはデメリットが存在します。

それは、『自分で電気の出力を調整できないこと』です。

つまり、どういうことなのか?

画像を使用しながらご説明しますね。

例えば、このバッテリーから使用できる電力が50wだったとします。

この画像のように1つ目の「分配器」へ「ワイヤーツール」で繋げると、50wと表示されていますね。

では、この1つ目の「分配器」から何でもよいので電気系アイテムに通電させてみます。

今回は「シーリングライト」にやってみました。

すると、出力部分3つとも15~16wの数値になりました。

では今度は、1つ目の「分配器」から2つ目の「分配器」へ繋げていきます。

そうしたら、2つ目の「分配器」からまた通電させていきます。

そうすると、3つとも電力が5wずつしか出力されていないですね。

つまり、「分配器」はその名前の通り供給された電力を3分割にして出力させていることが、これで分かりました。

私も以前は直感的に使えて楽だったので使用していたのですが、場合によっては無駄に電力を消費したり、逆に必要な電力が足りない状態になったりと効率的とは言えないので、今は別の方法を採用しています。

その方法は、次の項目でご紹介しますね。

風車で発電をする場合

アイテムを用意する

では今度は、「風力発電機」と「エレクトリカル・ブランチ(分岐器)」と「スイッチ」を使用した電気回路をご紹介していきます。

「スイッチ」と「エレクトリカル・ブランチ(分岐器)」は、先述した項目『大きなソーラーパネルで発電をする場合』でも使用できます。

「風力発電機」と「大型充電式バッテリー」はコストがややかかりますが、その分かなり効率的に電力を供給してくれる便利なアイテムです。

中規模から大規模の農業拠点を運用するのであれば、絶対こちらの方が良いです。

風力発電機大型充電式バッテリースイッチエレクトリカル・ブランチ(分岐器)

電気系アイテムを設置する

ではまず「風力発電機」を設置していきましょう。

「風力発電機」は、高いところに設置すると発電量が大きくなり最大で150w発電可能なので、画像のようにフレームでどんどん上に建築していってから設置すると良いでしょう。

昇り降りは「梯子」を使用するか、藁で周りに階段状にして建築してみて下さい。

「風力発電機」を設置出来たら、「大型充電式バッテリー」を通行の邪魔にならないよう壁際に設置しましょう。

そうしたらその近くに、「スイッチ」と「エレクトリカル・ブランチ(分岐器)」も設置していきましょう。

「エレクトリカル・ブランチ(分岐器)」は約5~6個程度用意しましょう。

ちなみに「エレクトリカル・ブランチ(分岐器)」は、指定された電力量を「Branch Out」で出力する装置です。

では、「ワイヤーツール」で「風力発電機」から「大型充電式バッテリー」へ繋げていきましょう。

もし、「ワイヤーツール」の設置距離が限界を超えて「大型充電式バッテリー」まで届かなかった場合、「風力発電機」と「大型充電式バッテリー」の間に「ORスイッチ」を設置してみましょう。

この「ORスイッチ」が中継の役割を果たしてくれます。

ORスイッチ

次は、「大型充電式バッテリー」から「スイッチ」へ繋げていきましょう。

「スイッチ」を使用することで、自分の好きなように電源をオン/オフ出来るようになります。

「スイッチ」は下側に視点を合わせると【Electric Input : 電気入力】と表示されるので、そこに差し込みましょう。

では今度は「スイッチ」から「エレクトリカル・ブランチ(分岐器)」へ繋げていきましょう。

まず、「スイッチ」の上側に視点を合わせると【Output : 出力】と表示されるので、そこを左クリックで「ワイヤーツール」を差し込んでください。

そうしたら今度は、「エレクトリカル・ブランチ(分岐器)」の下側に視点を合わせます。そうすると、【Power In : 電源入力】と表示されるのでそこと繋げていきます。

次は1つ目の「エレクトリカル・ブランチ(分岐器)」の上右側に視点を合わせます。

【Power Out : 出力】と表示されるので、そこを「ワイヤーツール」で差し込んでください。

そうしたら今度は、2つ目の「エレクトリカル・ブランチ(分岐器)」の下側に視点を合わせてください。

【Power In : 電源入力】と表示されるので、そこと繋げていきましょう。

後は「エレクトリカル・ブランチ(分岐器)」同士で3つ目4つ目…と繋げていきましょう。

そうしたら、試しに「スイッチ」をオンにしてみて下さい。

画像のように「エレクトリカル・ブランチ(分岐器)」が緑色に光っていたら、大丈夫です。

次に「エレクトリカル・ブランチ(分岐器)」に電力量を入力していきます。

視点を合わせると、【コンフィグ】と表示されるので、Eキーを押してください。

すると画像のように入力画面が表示されるので、指定したい数字を入力して【セットする】をクリックして完了です。

ちなみに分岐する電力量の最低数は「2」になるので、消費電力が「1」のアイテムは「2」のままで大丈夫です。

アイテムによって消費電力が違います。

各アイテムの消費電力を表にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

アイテム消費電力
水ポンプ5
ウォータークリーナー(電気水浄器)5
シーリングライト2
液体スイッチ&ポンプ

※「シーリングライト」に関しては、使用台数に応じて数値を足していってください。

次に、「エレクトリカル・ブランチ(分岐器)」から各電気系アイテムへ通電していきましょう。

「エレクトリカル・ブランチ(分岐器)」の上左側に視点を合わせると【Branch Out : 分岐】と表示されるので、「ワイヤーツール」で差し込んで各アイテムに繋げていきましょう。

それぞれの電気系アイテムが稼働したら完了です。

最後に

今回は初心者の方でも分かりやすいよう丁寧にまとめたつもりですが、結果として記事が長くなってしまいましたね…(汗)

しかし、これらの電気回路はトラップ系やオートタレットでも応用できるので、覚えておくと損はないはずです!

あとはビルドサーバーなどで練習してみて、ぜひ実践してみて下さいね。

回数を重ねていけば次第に慣れてくるので、焦らず無理せずご自分のペースで「RUST」を楽しんでください!

-RUST